ウィーン旅行記 ⑥

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ホテルで朝ごはんを食べていると、ごっついパンクな格好の女の子。中学生か高校生くらいか。

お父さんもお母さんも弟も至って普通。

アジア人が珍しいのかチラチラ見てくる彼女、こっちが目線をやるとメンチ切ってくるの。

それがおかしくておかしくて。



朝一でベルヴェデーレに行くことに。

トラムの道順が怪しいのだけど、なんとかクリアして到着。

とにかく中国人観光客が多い。

日本人もバブルの頃は、こんなんだったのでしょうか。

特にクリムトの置いてある部屋は混んでいて、なかなかゆっくり見られない状態。

それでも人の少ない下宮の現代美術まで見て、かなり満足。

(バレエリュスに関する展示もやってたし)

21世紀美術館が休館だったのが唯一の後悔かな。

そこから電車に乗ってポストオフィスがあるほうに。

いつもは誰も切符のチェックとかしないのだけど、その日に限って乗った瞬間に車掌さんが切符切りに来た。

電車(Sバーンは特に)はチェックあるので気をつけたほうがいいです。

お母さんと子供自転車2台、サイドカーのついた自転車に乗ってるお父さんとやってきて電車に乗せて移動していた。

自転車での家族旅行が多いなー。


まずはオットー・ヴァグナーのポストオフィスを見に行き堪能。

本当に素晴らしかった。

入場料は無料です。

小さなショップでグラスとポストカードを購入。



そして応用美術館に行くことに。

ここにはクリムトのストックレ邸のフリーズ下絵があるのだけど、その絵が大好き。

建物も壮麗で美しく、美術館の中はジャンルごとにユーゲントシュティールの傑作から、椅子、東洋の焼き物、レース、工業製品、マンガ、西洋の食器、クッションみたいなのもあったかな、ありとあらゆるものが置いてある。

デザインに関するあらゆるものがあり、時間が経つのも忘れて見て回った。

勿論、私たち夫婦が大好きなマックス・ビルの時計もあった。


美術館に入った時、ロッカーに荷物を預けるように突然日本語で声をかけられた。

びっくりしたのだけど、多分美術館のキュレーターの人だと思う。

ちなみに応用美術館は着物の染型のコレクションが素晴らしいそう。

スタッフ含めて非常にオシャレ、ミュージアムショップも充実しているし、とってもおしゃれなレストランも併設。

ホント、時間さえあれば一日楽しめる。



応用美術館のレストランがクローズしていたので、パラチンケンプファンドルというおかずクレープの店に。

あまり美味しくはなかったけど、小さくてカジュアルな店。

日本語メニューもあるし、気は使わなくていいのが良かった。


帰りに西駅でドナウ川クルーズのチケットを購入。

カウンターでしか買えないのだけど大行列。見てると時間や値段を調べたりしながらなので

列が進むのが遅い遅い。

やっと自分の番になったので「Zwei Wachau combitickets bit」とだけ伝えて3分で終了。

このウィーン旅行で使ったドイツ語は、これだけだった。


非売品っぽいシュタイフが飾られたウィンドウ。あかんやろ、これ。

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