「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」に行ってきた
国立国際美術館で行われてる「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」を観てきました。
ヴェネツィアにあるアカデミア美術館所蔵の絵画を中心に、サン・サルヴァドール聖堂にあるティッツアーノの受胎告知がメインとして展覧会は構成されてます。
60点弱と少ないのと、宗教的な題材は割と人気が無いせいか激混みというほどではありませんでした。
数年前にエル・グレコの展覧会があったときは、国立国際の外に大勢並んだのですが、どういった基準で混雑してしまうのかよくわかりません・・・。
どっちかというと、エルグレコよりはヴェネツィアルネサンスのほうがわかりやすいと思うけどなぁ。
ベッリーニとティッツィアーノの「聖母子」、ティントレットの「聖母被昇天」辺りが見応えあります。
ティントレットの被昇天は、天使がマリアに踏みつけにされながら健気(?)に昇天させてるのが好きですw
ティントレットの「カインとアベル」も割と有名な作品なので必見、あまり状態は良くないように思います。
パドバニーノの「プロセルピナの略奪」では、女性像はティッツィアーノ、男性はミケランジェロからモチーフを取ったそうで。
そういうのは、ほんとちゃんと研究してないとわからないものですね。
ヴェネツィアの守護聖人マルコや、ダルマティアの守護聖人ヒエロニムスを主題にした絵画も多くありました。
(ちなみにマルコを象徴するのがライオンらしく、ライオンも多いです)
帰りにダイビルの「DUMAS」というところでランチにしましたが、高いばかりで美味しくはないです・・・
次回は無いわー。
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