Luciano Pavarotti



あえて、この人をKW登録する日が来るとは思わなかった。

なんだか、死なないと思っていた有名人の一人。



イタリア生まれ。ソプラノ歌手、ミレッラ・フレーニとは幼なじみであることは有名。「ラ・ボエーム」のロドルフォ、ドニゼッティやベッリーニなどのオペラを得意とするリリック・テノール。



あまりテノールを聞いていないのだが、20世紀の名歌手の一人であることは間違いない。

DVDやらなにやら買うと、彼の録音であることが多い。

気がつけば、よく聞く歌手の一人であることも確か。

昨年のオリンピックの開会式で、「Nessun Dorma」を歌っていたのは記憶に新しいが、そのときに改めて驚いた。確か、別のコンサートでふらふらで座って歌ってなかったっけ。失礼だが、あまりの歌声に口パクを疑った。

(これについては色んな意見があるので、改めて言及は避けます。Youtubeの映像を見てください)

柔らかな声帯が、自然に振動している。

そしてその声のなんと自由なことか。

パヴァロッティは、楽譜が読めないというまことしやかな噂があったが、楽譜が見えない歌をうたう(声が音符に左右されない)というほめ言葉であったのではないかと個人的に思う。



やはりあの甘く柔らかな声は、ヴェルディなどのスピントなテノールではなく、「ラ・ボエーム」などから聞いてほしい。どんな曲でもすばらしいことには変わりはないが、好きで仕方が無いはずの若い二人が、貧しさや意地で別れてしまう、そんなプッチーニらしい馬鹿馬鹿しくはかない話のほうがあっていると思う。







「トリノオリンピック開会式の映像」

商品名
プッチーニ:ラ・ボエーム全曲
参考価格
¥5,913
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アーティスト
フレーニ(ミレルラ),

パヴァロッティ(ルチアーノ),

ハーウッド(エリザベス),

パネライ(ローランド),

ギャウロフ(ニコライ),

マッフェオ(ジャンニ),

セネシャル(ミシェル),

ピエチュ(ゲールノート),
レーベル
ポリドール
発売日
1990-08-25
URL
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FKTD/kanshin-1-22/ref=nosim

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