ウィーン旅行記①

2014年、8月1日からウィーンに旅行していました。

古い話ですが日記で残しておきます。




その年からMETのライブビューイングに通っていました。

上演は9:30からの一回で一週間のみ、スケジュールは辛かったんだけど、映画であっても世界最高峰のオペラを観られるというのは非常に素晴らしいことでした。

が。

やっぱり生で観たい。

来年の春にMETに行くか、それとも何処かの夏の音楽祭を探すか。

そんな中、ザルツブルグ音楽祭のチケットが購入できることに気づいてしまい、清水の舞台から飛び降りて骨折するくらいの値段のチケットを購入。

本当はソフィー・コッシュが出演する「薔薇の騎士」を観たかったのだけど、そんなものは既に売り切れ。

ザルツブルグのチケットは1年前から予約してあるものなので、今回はたまたま空きが出た「ドン・ジョヴァンニ」を購入できただけだったのです。

ところが。

4月にチケット購入したあと、夫が手術を受けることに。

既に何度も同じ手術をしているとはいえ、海外で同じ状況になると死にかねない。

さすがの私も「キャンセルをしたい、チケットは現地の公式ダフ屋に流そう」と伝えるも、夫は拒否。

確かに、今の状況では二人で海外に何時まで行けるかわからない。

だったら多少無理しても行くほうがいいかな・・という結論に。

英語で診断書を書いてもらい、既往症での治療を300万まで補償する海外旅行保険に入り、健康保険の海外療養費の届出用紙を準備して行くことに。

現地で手術が必要な状態になったらどうしよう・・・と多少おびえながらの出発となったのでした。

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