香りと恋心 ~バルビエのイラストレーションと香水瓶 展

20世紀の代表的なイラストレーター、ジョルジュ・バルビエの展覧会。



特にニジンスキーのバレエを題材としたイラストレーションが有名だが、

この展覧会では恋模様を描いたイラストが公開される。

今回はフランス文学者である鹿島茂氏のコレクションから出展。

氏の著作の中で、折に触れて語られるバルビエのコレクションが見られると聞けば、行かずにおれなくなってしまった。

会期前期・後期で展示作品が替わるため、本当は二回行きたいくらい。





ジョルジュ・バルビエ(George Barbier、1882年~ 1932年)

20世紀を代表するフランスのイラストレーター。

アール・デコ様式のイラストレーションで知られる。

アンナ・パヴロワやニジンスキーなどの舞踏家、芸術監督レオン・バクスト、アレクサンドル・ブノワによる舞台装置に影響を受ける。

ファッションモードにも深い関心を寄せ、

『ジュルナール・デ・ダーム・エ・デ・モード』、『ガゼット・デュ・ポン・トン』にイラストレーションを掲載。



鹿島茂(1949年~)

フランス文学者、共立女子大学教授。

19世紀フランス文学が専門。また19世紀フランスをはじめとしる風俗にも造詣が深く、文学論以外の側面から描かれた著作が多くみられる。

古書マニアとしても有名。

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