恐怖音楽



調べ物をしていたときに見つけたCD。

ちょっと笑ってしまった。





耳に流れ込む「不安」、背後に忍び寄る不協和音に戦標する!

凶悪で破壊的なリズムがあなたを襲う!クラシックの名曲の数々から「恐怖」を抽出した異色のアルバムです。

一流の演奏家たちが作品に潜む恐怖の感情や、魔物たちをリアルに表現しています。聴覚への刺激が想像をかきたて、独特の恐怖体験を演出してくれるでしょう。

<下記URLより抜粋>





そんな風に考えたことがありませんでした。

むしろ、「はげ山の一夜」とかワクワクするんですよね。

「月に憑かれたピエロ」も、怖いと思って聞いたことがないから気づきませんでした。

だって、クラシック音楽で不吉なことや悪いものを表現するときって、すごーく楽しみな気持ちになりませんか?

悪があるからこそ、美しさが引き立つのですよ。

オペラなんか悪役がいなかったら、面白くないですよぅ。

ドン・ジョヴァンニがいい人だったら、話が成り立たないですよ。

「カルメン」だって、盗賊の重唱はスリリングですしね。

「三つのオレンジへの恋」だって、悪役の重唱はドキドキしますよ。



が、このCDに収録されている曲、怖いと思って聞いたら確かに怖いです(笑)

特に、メシアンの「恐れ(ミのための詩より)」。

よくよく考えてみたら、ソプラノの高音のフォルテは怖いですね。



モーツァルトを聞いても頭良くなったりしないって、クラシック聞いたからってα波で癒されたりしないって、というエセ科学を支持しない派のワタシにとっては、ヒーリングのためのクラシックの逆を突いたところが面白いなぁと。

ただし、一日中、このCDを聞いていたら疲れるとは思います。

商品名
恐怖音楽
価格
¥2,000
アーティスト
オムニバス(クラシック),

トーマス(メアリー),

リーゲル(ケネス),

ゲルネ(マティアス),
レーベル
ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日
2003-07-23
URL
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009WKOA/kanshin-1-22/ref=nosim

0コメント

  • 1000 / 1000