Debussy: Mélodies

サンドリーヌ・ピオー、このCDを聴くまで全く知らなかったのだが、バロックの歌手としてはかなり有名らしい。

とりあえずの資料として購入したのだが、このCDは当たり。

聴けば誰もがその美声に驚かされるのではないだろうか。

澄み切った声なのだが、深くてちょっと暗い。

こんな美声がなぜ他にCD出してないんだ！と、思ったくらい。（本当はバロックではわんさか出していたのだが。）

当たり前だが発音もいいし、音楽的にもシンプルで曲がわかりやすいと思う。

ただ、ピオーの録音は殆どが輸入版で、なかなか手が出ないのはある。

このジャンルは同じ曲のCDを何枚も持っているのではない限り、日本語版が欲しい、そこが難しいところ。





何が良いって、クラシックにあるまじきジャケットの美しさ。

「Naive」というこのレーベル、どれもこれもジャケットが美しいのだが、中でもこのドビュッシ－の淡いブルーは秀逸。

裏も中も、それはシンプルで美しい。

クラシックのCDにありがちな、よくわからない花の絵をちりばめたりせず、プラスティックケースに更に紙パッケなんて鬱陶しいこともせず。

更にたくさん欲しくなった（笑）