ミスタンゲット

「歓楽通り」を見ていた私の耳に止まった歌がありました。



Chante!(歌おう!)てぃらりらりららいらりらりら~(何言ってるかわからない)Chante~♪

Chante!てぃらりらりららいらりらりら~Chante~♪

Chante~Chante~♪



とても単純なメロディ。

でも歌っている歌手が素晴らしい、フランス語の発音の具合とか、何か良くわからないけど惹かれるのです。



映画のメイキングを見ていると、パトリス・ルコントはこの作品の中で、シュバリエを使ったという話をしていました。

・・・・シュバリエ?

シャンソンには全く疎いので、ネットで誰が歌っているのか調べてみると、ミスタンゲットという歌手が歌っているということがわかりました。



ミスタンゲットは1873生まれの歌手。

えっ!! 19世紀!?

彼女は「レビュー」の大スターだったということです。

ミスタン・ゲットの前にミスタン・ゲットなく。ミスタン・ゲットの後にミスタン・ゲットなしとまで言われたほど。

「レヴュー」というのは、ゴージャスな衣装や照明・セットの舞台の中、歌と踊りとアトラクションを結びつけながら進行させ、ひとつの舞台としてまとめ上げられるショーのこと。

ミスタンゲットは78歳までステージに立っていたということです。



シュバリエとミスタンゲットは、彼が20歳の時から30歳の時までコンビを組んでいて想像も出来ないくらいの大人気だったそう。ちなみにシュバリエはミスタンゲットよりも15歳も年下。

シュバリエは歌だけでなく、映画にも何本か出演し、「恋の手ほどき」「昼下がりの情事」「メリーウィドウ」が代表作としてあげられます。

「昼下がりの情事」!?

どこにどこに??

私はこの映画が好きで何度も見ているのです。

すぐさま調べると、オードリーのお父さん役。

おぉー。

「メリーウィドウ」は使命感から見ようと思ったのですが、途中でこけました。だからどこに出ているか、言われてもわかりません。



是非、他の曲も聴いてみたいので、CDを探していますが、

なかなか良いものが手に入らず、困っています。。。




0コメント

  • 1000 / 1000