千鳥饅頭

子供の頃から大好きなお菓子の一つ。

「千鳥饅頭」と「北島の丸芳露」は、他の地域ではなかなか手に入らないだろうと、実家から送ってもらっていました。

大阪に越してきて2年ほどして、重大なことに気づきました。



千鳥屋がある。



にわかに信じられず、福岡「千鳥屋」と大阪の「千鳥屋」は違うのだと勝手に納得していた私・・(強引だ)

ある日、お店に入ってみて大好きな千鳥饅頭が置いてあったので、大阪にも千鳥屋があるのだということを納得しました。

なにより驚いたのは、多くの店舗が大阪にあるということ。

よく見てみれば、本町にも西梅田にも東大阪にも。

福岡本社のはずなのに、まるで大阪銘菓のように店がたくさんある・・。

この驚きは、ひよこが東京土産ということを知ったときよりも激しいものでした。

そもそも本町にお店があるということは、会社の方々がよく利用するメジャーなお土産であるということ。地方本社の会社が出店しているのであれば、本町にお店を出したりしないと思うのです。

実家の家族に聞いても、「千鳥屋の発祥は久保田(佐賀の地名)。大阪にあるなんて変」と言います。更には「本物?」とまで(笑



インターネットで調べてわかりました。

福岡の千鳥屋は「千鳥屋饅頭総本舗」、大阪は「千鳥屋大阪総本店」、さらに「東京千鳥屋」まであります。

元祖は福岡なのですね。

納得。



ちなみに大阪の千鳥饅頭の包み紙は錦の模様で、福岡のお饅頭は白に千鳥の絵が入ったものです。なんだか地方色が出ています。

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