female

5人の女性作家の短編小説を5人の監督が映画化したオムニバス。「Jam Films」の女性向け?といった感じ。





「夜の舌先」はエロいのだが、むしろ爆笑。

それも松尾スズキの狙いかと思うとやられた感強し。

読んでないからわからないけど、原作はもっと官能っぽいのかなーと思った。笑いは松尾流演出なのかも。(だとしたら松尾さんはすごく照れ屋さんなのかも・・とも思う)

高岡早紀が変に明るくて「ありえない夢」を抱えながら、現実を生きてているように見えるところが好き。だからこそ夢にはまってしまう風で。

妙にきれいな工場と、官能的な場所で行われる笑えるセックスが交錯していて面白い。

近藤公園がいい!(でも二枚目、ではないんだね・・・)



「太陽の見える場所まで」はエロスではないけど、とても好き。

片桐はいりと石井苗子がかわいー。



「女神のかかと」はあるBlogで「セクハラ」と書かれていたけど、一番ありがちな女の妄想ではないかと思う。

相手が小学生の娘の彼氏かどうかは置いておいて。

基本的に妄想ってセクハラだ(笑



「玉虫」は映画としてよく出来てるってこういうことなんだろうな、と思わさせられた。

身近とはいい難いストーリー、ありえない話なのにリアル。自分でも「ありえない」と書きつつ「いや、ありえるのかな?」と思わずにいられないくらい。

細かいことだけど、公式サイトに「バレエリーナ衣装を着て渚のシンドバットを歌う」とあるからクラシックチュチュのこと?どんなシチュエーション?と、どきどきしながら見ていたら、バレリーナ風アイドルっぽい服でした。安心しました(?

加瀬亮がすごく男前。



結局、エロスとは想像の中にあるものなのかな。

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